[コガネタケ]
ハラタケ科コガネタケ属
Phaeolepitoa aurea

表面が黄色の微粉に覆われており、これが黄金色に見えるのが名前の由来のよう です。 これを見つけたら「金運」が良くなりそうな名前ですが、 この黄金の粉には汗臭いシャツ(それも汚れたまま1週間くらい放置した)のよ うな 強烈な不快臭があります。金が欲しければ汗水たらして働けということでしょう か?

軸のしっかりした大きなキノコで、 ハラタケ科に共通の膜質のツバがカーテンのドレープのようになっています。 このドレープのたぐり方にはかなり固体差があるようで、螺旋状になっていた り、 ドレープのあまりないものなどが観察できます。
今年は暖かいので11月に入ってもまだ幼菌が観察できました。

1998/11/1 広島県安浦町

この汗臭いキノコも表面の粉を洗い流して煮こぼした後、調理すればとても おいしいキノコです。 食感は弾力性のあるアスパラといった感じでしょうか?
ただし山と渓谷社の図鑑「日本のきのこ」によれば、
中毒する系統
もあるようなので注意が必要です。

 幼菌の和風煮物

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