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ホタルの宿 手作りミュージアム 特別企画実施レポート
地域の自然と暮らしの未来像を探る −手作りミュージアムの成果と反省をもとに−
主催 広島エコミュージアム研究会 開催2001年6月24日(日)手作りミュージアム最終日 後援 東広島市学園都市交流会議

[手作りミュージアム最終日]
新聞を見て最終日だということで、 昼の時間帯にもかかわらず広島市や福山市からも 来館者がありました。 飛び入りで五右衛門風呂体験をした親子も、 五右衛門風呂も体験できる展示物だったんですね。

水質調査のまとめ

水質調査の様子2001/5/20
[プレイベント(水質調査)の反省も]
今回の企画ではプレイベントの水質調査の段階から、 広島大学の総合科学部教養ゼミの一環として大学生の 協力を得て、アンケートや展示運営に関わっていただきました。 水質調査は地元志和堀小学校といっしょに行い、調査結果は展示として まとめられました。半川などのBODなど数値を可視化した地図 は手作りミュージアムに展示され結果も興味深いものがありました。 また小学校との連携もよかった点のひとつです。

[アンケート結果]
ゼミを指導された浅野先生から、手作りミュージアムの期間中行ったアンケートの 中間集計の報告がありました。 回答数は138名(最終集計では151名)でした。 少なく見積もってもアンケート記入者を1/4として約600名の来館者 があったことになります。集計結果からわかった主な点は次の通りです。
・通常、このようなイベントの年齢層のピークは50才代になることが多いが、 今回のピークは30歳前後にある。
・来館者は東広島市の中心部である西条地区と広島市内からが半分づつでほとんどをしめる
身近な自然に恵まれていること、会場の萱葺き農家が興味深いという意見が多く、 回答者の地域の資源ををみる価値感が読み取れる。
・自由回答では、このような活動に概ね肯定的な意見が多かったものの、問題点を挙げる問いでは 「すこしこじんまりしすぎかも」、「企画と地域との関わりがわかりにくい」、 「なぜこのような活動をしているのかわからない」 という意見も多かったようです。
[地元の方の意見も]
・地元の小学校の先生からは、体験、参加型ということを通して人々の つながりができることが大事である。
・地元の有志の方からはホタルの発生する半川沿いを 遊歩道のように整備したいが、労力やいろいろな課題も多い。
・今回のようなイベントは部外者的な活動になりがちである。
・このような小さな手作りの展示でも、地域にとっては効果的だった
などの貴重な意見をお聞きする事もできました。
[夜は夕食会]
夕食会では大学生がはじめて釣ったハヤ(カワムツ)を から揚げにして中華風あんかけにしました。 ほかにも地元のお豆腐屋さんの豆腐で 麻婆豆腐を作っていただきました。 最後の片付けまでお世話になった方々と 帰りに記念写真をとって、手作りミュージアムの一連の イベントはすべて無事に終了しました。

お礼
反省会の実施にあたり、各方面からの協力をいただきました。 この場を借りて御礼申しあげます。 志和堀地元有志の皆様、志和建設様(農家会場提供)、東広島サロン大学ハイラッククラブの皆様、 浅野敏久様(広島大学総合科学部助教授)広島エコミュージアム研究会の皆様、東広島市自然研究会
このレポートに関するお問い合わせはkobohayashi★hotmail.com(★を@に変更してください)まで
企画書
手作りミュージアム企画概要書
川でさかなとあそぼう(展示用の魚を採集)企画書
ホタルの宿 自然学校(生涯学習講座)企画書
公開ワークショップ企画書−手作りミュージアムの成果と反省をもとに−
実施レポート
手作りミュージアムができるまで Making of Shiwahori ECO-Museum
手作りミュージアム 川でさかなとあそぼう実施レポート
ホタルの宿自然学校 ホタル観察と五右衛門風呂体験! 実施レポート
手作りミュージアムの成果と反省、実施レポート
手作りミュージアム コネタ集 Some episodes of Shiwahori ECO-Museum

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