1998/3/30 東広島市
[セキショウ 石菖]

サトイモ科

端午の節句には厄払いに香りの強いショウブ(菖蒲)とヨモギを 軒先に飾る菖蒲葺(あやめぶき)という古くからの習慣があるそうです。

ところが、地味な花をつけるサトイモ科のショウブはめったに見かけません。
(紫色の花を咲かせるアヤメ科の「ハナショウブ」はよく見かけるのですが)
そこで代用として、この石菖を使いました。花も香りも本物の菖蒲によく似ています。 石菖もサトイモ科で菖蒲ミニチュア版といったところでしょうか。 ハナショウブよりは本物に近いと思うのですが....?

この香りには薬用成分が含まれているそうで、ヨモギの香りと共に厄払いの言い伝えも まんざら嘘ではないのかもしれません。

1998/4/19
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